一般歯科

抗菌薬を使った治療法で感染歯質を抗菌薬で無菌化する事により、歯の削る量を出来る限り
少なくする治療法で、特に深く進行した虫歯に応用する事により神経をぬかずに保存出来る
可能性が高まります。又治療中の痛みもあまりなくほとんどの場合麻酔の必要なしに治療が
出来ます。

従来行われていた多くの健康な歯質を削って詰めるのではなく、感染歯質のみを取り除き
出来る限り歯を保存することを基本としています。個人差はありますが治療中の痛みもあまりありません。（殆んどの場合麻酔の必要がありません）

歯周病（歯肉炎・歯周炎）とは、歯を支えている歯の周りの組織（歯ぐきや骨）を破壊していく病気です。歯肉炎は歯ぐきが腫れるなどの症状ををいいますが、歯周炎は骨にも炎症を起こし、そのうちに歯の骨が痩せていき歯が動きだします。
初期には自覚症状があまりなく、症状が出たときには病状がかなり進行している場合が多いので定期的なチェックと持続的なケアーが重要となります。

歯と歯肉の間にプラーク（食べかすが変化したもの）が残っていると、細菌の影響で歯肉が腫れてきます。しかし、この状態なら正しい歯みがきと簡単な歯石（プラークが変化したもの）除去などの治療によって健康な状態に戻すことが出来ます。

歯周ポケット（歯の付け根と歯ぐきの間の隙間）の深さや歯の形態・歯石の程度を調べるために細い針を使って検査します。その時炎症のある場所では出血があります。出血する場所が多いほど活動性が高いと言えます。又検査により出てきた数値等は治療の効果を計る上で大変意味があり重要な検査です。

炎症状態が続くと歯周ポケットが深くなり、それにつれて歯を支えている歯槽骨が溶けていき、やがて歯が動きだします。

歯周炎は早期にきちんと治療すれば進行を止めることができます。
治療を成功させてその効果を持続させるためには、次の三つのすべてが重要となります。

家庭での治療　丁寧な歯みがき：必要により歯間ブラシ・デンタルフロス・音波ブラシ　　　等の使用も必要となります。

歯科医院での治療　歯石除去：目では見えない歯肉の下に隠れている歯石等を丁寧に取り除きます

定期的な健診とクリーニング ＰＭＴＣ：毎日丁寧なブラッシングを行っていても取り残し部分にバイオフィルム（頑固に歯にへばり付いた細菌の巨大な集団）が形成され、ホームケアでは取り除けないので専用の器械を使って徹底的に取り除きます。

欠損補綴の治療（歯の無くなった部分を補う治療）

入れ歯による治療（自分で取り外しする入れ歯）

インプラント治療（人工歯根を骨の中に入れ、歯のかわりに応用する方法）

保険で出来ますが、お口の状況や使用材料・製作方法などにより保険外になります。

保険で出来ますが、使用材料や製作方法により保険外になります。

１・２・３・いずれの方法にも長所と短所があり、又お口の状況によりご希望の方法が
出来ない場合があります。
ご納得がいくまで説明させて頂きますので遠慮なしにご質問下さい。

慢性の病気である歯周病は、歯科医師や歯科衛生士などの治療だけでは治りません。患者さんとの共同作業なのです。患者さん自身が歯周病についてよく理解する必要があります。

歯を残す保存治療が不可能で、歯を抜く以外に治療法が無い場合

過剰歯や転移歯（生えてる場所が正常でない）で、歯として機能していない歯

智歯（親知らず）で歯として機能していなくて、残しておく事によりかえって周囲の歯や
組織に悪影響を及ぼす場合

矯正治療において、スペース確保の為等の特別な場合

生体シリコーンを使用した入れ歯
コンフォート義歯による治療も行って　　　　　います。
　　　　　　　　　　

LSTR療法（病巣無菌化組織修復）：混合抗菌薬（３MIXーＭＰ）を使用した治療法・　　　　　　　　　　　　　　ドッグベストセメントによる治療法。

　　生体シリコンを使った義歯やその他色々な　入れ歯がありますのでご相談下さい。